2009年11月20日金曜日

6・キモウト(キモイ妹)とか暴力幼なじみとか(ryのキモウトの日常

兄が雌猫を連れて来た。しかも三匹。有り得ない。普通二人の愛の巣(はぁと)に薄汚れたモノを持ち込むだろうか?勿論愛の巣とは私と兄の二人きりが住むこの家で有り、私と兄が愛を育む唯一ムニエル……では無く唯一無二の空間の事なのだが、兄は頓着しないのだ。鈍感め。一体私が誰の為に隅々まで舐める事が出来る程に美しくこの家を保っているのか、一度問い詰める必要が有りそうな気がしてきた。出来るなら夜中にベッドの上で。勿論愛の囁きが有れば文句は無い。でもそれだと私ハーゲンダッツにとっろとろなんて事にもなりかねないので自重しよう。まぁ、私のそんな願望なぞ無きが如しと兄は雌猫供を部屋に上げて行く。私の写真が机のど真ん中に飾られているとも知れずに。そんな兄は寧ろ萌えポイント的にステキの一言に尽きるのだが。心の其処ら辺りがキューンとなる。まるでアラレちゃんの登場だ。兄が最後に部屋に入り、扉が締まる。紙コップの準備は万全ですの事よ。ヲホホホホホ早速私の写真が見つかったらしい。黄色いと言うより薄汚い黄土色の声が上がる。苛々気分じょーしょー。しかし、兄は平然としている様だ。まさか普段から私の写真を持ち歩いているとか!?いやんもぅばかん等と脳内旦那様に若奥様的仕草でぺしんぺしん。しかし兄は「いつ置いたんだろ?」とリアル疑問符にさいなまれているだけだと即座に判明。天然は卑怯だ。私のトキメキを返せ。なんなら今晩辺りにでも。ハグハグでムニムニな感じに。さて、そんなこんなも無視して兄は文化祭について話し出す。兄のクラスは喫茶店をやるらしい。らしいというのは、どう調べてもそれ以上の情報が手に入らなかったからだ。学級委員の意向らしく、腹立たしいものだと学級委員が誰かも調べてみたが、兄だった。無駄に抜け目の無い機密保持能力。素敵ですわ兄様。将来兄と二人で喫茶店なんかをけいえ「ちょ!待ってよ!!脱がさないでってば!!!」ん?兄の叫び声が聞こえた。何処と無く魂の叫びだ。その所為で経営が敬遠になってしまったではないか。というより兄よ。まさか剥かれているのか?私以外に?とっさにナイフを取り出してしまう。何故持ってるかって?乙女は常々胸にナイフを隠し持っていますのよ。「だぁかぁらぁ!!ヤメテェェェェ!!」兄が半分泣きそうな声で叫ぶ。近所迷惑極まりないので部屋に入る理由を入手しましたわオタコン!!ナイフはしまって扉を開ける。兄の泣き顔は可愛過ぎるので雌猫供を引きはがしてじっくり鑑賞したいのだってあらま、つい本音が。扉を開けると兄は姉になっていた。いやん。ハグハグしたくなっちゃいますわ。寧ろ今すぐ食べて差し上げます。無論性的ないm(ryというかこの人服がはだけてる点も相まって保護欲を掻き立て過ぎではないのか。即座にテイクアウトしたい。自宅だけど。「兄さんを剥いて良いのは私だけです!!」兄さん、近所迷惑ですよ!。おや、気持ちと言葉が反対になってしまった。なんという破壊力。流石兄様です。「まったく、私の部屋まで響く声を出して、何を考えてるんですか!!」軌道修正。「いくら可愛くても許される事と許されない事が有りますよ!!」………失敗。ガラスの仮面は何処へ。私がこんなにも心情を吐露してしまうなんて、兄は自白剤としても使用出来そうだ。うるうるした瞳がまたたまらない。ご飯三杯はいけます。兄は硬直している。それはまぁ女装している姿なんて見られたくないだろう。でもスカートからトランクスがはみだしてるのでギリギリで男の子だ。まぁ私もトランクスを穿いているのだが。兄の使用済。一方雌猫供は……なんだこいつら。楽しみを邪魔された的な顔をしている。不本意ながら最初にちゃんと「兄を剥くのは私だけ」と宣言したにも関わらずまだ兄を狙っているのまで居る。この場に兄が居なければ赤く染めあげるのに。「久しぶりだね、彼方ちゃん」あぁ、申し遅れました。わたくし、空埜彼方と申します。兄の空埜在処に恋する乙女ですの。ですがわたくしの名前を呼んで良いのは兄さんだけですのでちょっと黙ってろ雌豚。真に持って納得はいかないが、今話しかけてきた雌豚は兄と私の幼なじみで有り、名前を………なんだっけ、まぁなんでも良いでしょう。豚だし。雌豚は尚も鳴き続けているけれど、私には興味が無い。だって私のはぁとは兄の物なのよだなんて言えませんけどね。うふ。取り敢えず兄の首根っこを掴んで私の部屋に連行する事を脳内議長の承認により決定。即座に行動に移す。そして思考はもう一つ。さて、あの雌猫供、どうしてくれようかしら?








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